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第8節 『ドラゴンボール』
| 作者名 |
鳥山明 |
| 連載期間 |
1984〜1995年 |
| 単行本巻数および出版年 |
全42巻・1985年初版 |
| ジャンル |
冒険マンガ |
【作品紹介】
(1) あらすじ (2) 主な登場人物
(3)作品への反響・主な支持層など
(1) あらすじ
主人公・孫悟空(図3-8-1)は、ブルマという少女と一緒にドラゴンボールを探す旅に出る。ドラゴンボールが7つ揃えば、神龍(シェンロン)が現れて願い事を1つだけ叶えてくれるという。その旅が終わると、悟空は亀仙人のもとで修行をし、3度目の天下一武道会でついに念願の優勝をはたした。 やがて大人になり、孫御飯という子供もできた悟空は、仲間を生き返らせるため、ドラゴンボールをつくった神様の故郷・ナメック星へ向かう。その星でフリーザという凶悪な宇宙人と戦った悟空は、ついに伝説の「超(スーパー)サイヤ人」に覚醒する。しかし、その数年後に現れたセルとの戦闘で悟空は死んでしまう。その後、またもや魔人ブウという新たな強敵が現れるが、生き返った悟空によって地球は救われる。
そして時が流れ、悟空は天下一武道会でウーブという少年に出会った。ウーヴがブウの生まれ変わりだと知った悟空は、一緒に修行をしてもっと強くならないかと誘い、試合を途中で放棄して二人は旅立っていく。
この作品は全42巻と長編であるため、以下では「ドラゴンボール探しの旅編」「天下一武道会編」「ピッコロ大魔王編」「べジータ編」「フリーザ編」「セル編」「魔人ブウ編」の7つに区切って紹介する。
(2) 主な登場人物
主人公の悟空は、チームを作らず単独で戦うキャラクターなので、仲間の中に特別親しい者がいるわけではない。どのキャラクターに対しても、同じように接している。したがって、ここでは個々のキャラクターの名をあげるのではなく、「悟空の家族」「悟空の仲間(元敵、あるいはライバル)」「敵(悪役)」の3つに大別して説明したい。
<悟空の家族>
【孫悟空】 この物語の主人公。元気いっぱいの野生児・悟空は、さまざまな強敵と戦っていくうちにどんどん強くなっていく。連載当初は12歳の無邪気な子供だったが、やがて大人になり閻魔大王の娘チチと結婚する。
【孫御飯】 悟空の息子。基本的に戦いは嫌いで、武道を極めるより学者になりたいという少年。怒りをきっかけに、本来持っている実力を発揮する。
【孫御天】 悟空の2番目の子供。悟空の幼少期とそっくりな容姿をもつ。べジータの息子・トランクスと友達。やんちゃで怖いもの知らずな少年。
<悟空の仲間・ライバル> クリリン、ヤムチャ、天津飯(テンシンハン)、ピッコロ、ベジータなど、初めはライバルや悪役として登場する。また、亀仙人、カリン様、界王様など、悟空にはさまざまな師匠がいた。
<敵(悪役)> 主な強敵はフリーザ、セル、魔人ブウ。いずれも己の野心のため、あるいは自身の欲望のために人を殺し、地球を滅ぼそうとした悪役。
(3)作品への反響・主な支持層など 『ドラゴンボール』は、連載が11年にも及んだ長編マンガである。今や日本の若者なら誰でも名前は知っているほどの人気作品であり、海外でもさかんにテレビアニメが放映されている。作者のギャグセンス・絵の上手さはもちろんのこと、ストーリーのわかりやすさ、個性豊かなキャラクターの登場など、エンターテイメントとして優れたこの作品は、子供から大人まで性別・年齢を問わず幅広い支持を得て、戦後のマンガ史に残る大ヒット作となった。
『ドラゴンボール』の連載が終了した翌年、『少年ジャンプ』は一気に売上を落としていくことになる。

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